Orange Diary

2004/04/23 金

暑かったと思ったら、今度は寒くなるらしい

時計を見たら描きあがるのに40分ほどでした。


交差点は逃げ惑う人々で溢れかえっていた。
この町のいったいどこにこれ程までの人が隠れていたというのか。
逃げなければ。
崩壊するのか爆発かるのか消滅するのか、詳しいことは知らない。
とにかく何かが起きようとしている。
しかし僕は人の流れに逆らい、我が家へ戻ろうとしていた。
そっちは危険だ。
それだけは不思議とよく解っている。
こけつまろびつしているうちに、いつの間にか周囲に人影がない。
ここらの人はもうあらかた避難をしてしまったようだ。
やがて目指す建物に辿り着いた。
二階の部屋にはベッドがポツンとひとつあり―――弟が寝ていた。
僕は見下ろしている。
熱のせいか赤みのかかった肌にうっすらと汗が滲んでいる。
やがて物音で目を覚ましたのだろうか、目を開いた彼は僕に気づいて透明な笑顔を見せた。
「○○○○」
何か語りかける僕に弟は笑顔のまま
「ラーメンが食べたいな」
と言った。
今まで眠っていたせいか、今どういう状況なのか知らないのだろう。
それにとてもラーメンなど食べられる容態には見えない。
気丈なところを見せたかったのかもしれない。
にわかに窓の外が騒がしくなった。
消防隊が何か怒号を発しながら押し合い圧し合いしながら山道を登って行くのが間近に見える。
いよいよ何かが起きようとしている。
彼らの向かう先、山頂に目を向けるとそこにはあの施設が見えた。
鉄骨が幾本も突き出た不気味なシルエットを見せるその施設、それこそがこの騒ぎの元凶であり危険の発信源なのだ。
今すぐに逃げなければ。
いや、もう間に合わないかもしれない。
僕は弟を背負って逃げる決心をした。
そんなことをしていては間に合わない。
きっと二人とも死んでしまうことだろう。
よしんば逃げ延びたところで、彼の体力は保たないだろう。
でも僕は
迷わなかった。

という夢を見た。
なんか最近身内が死ぬとか、そんな夢をちょくちょく見ます。
心底嫌な気分になります。
夢の中とはいえ、弟の笑顔は脳裏に焼きついてしばらく忘れられそうにありません。
ちなみに弟は本当にラーメン好きです。
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切って出し日記 Ver2.3 CGI-PLANT