〜エイナ〜
(テキスト作成・青 氏)



 一つの身体を共有しつつ旅を続けるレオンとエイナ。
 しかし、道中でであった巨大な(人の三倍は体長があっただろうか)ヤスデ型の化け物に出会う。
「こいつは体力はありそうだが、スピードはそれほどでもなさそうだ、俺がやる!」
 肉体を共有しているレオンが表に出て戦いの火蓋は切られた。
 力と力のぶつかり合い、激しい戦いが続いた。
「く! こ、こいつ!」
 吐き掛けられる体液、一瞬毒液かと思ったが違っていた。
「これは!」
 レオンとエイナの切り札の一つ、互いの存在を交代する『チェンジ』が出来なくなってしまったのだ。
 化け物とレオンの、体力の削り合いが続く。
「ようし、これで!」
 最後の一撃、大技一発入れば倒せる!
 そう判断したレオンは、思い剣撃を繰り出した。
 しかし…
「うわあ!」
 一瞬、化け物の振り上げた触手が彼の胴を薙ぎ、意識を刈り取る。
 が、次の瞬間…
「私に任せて!」
 それまで『表』に出ていたレオンが気を失ったため、自動的に『裏』にいたエイナが『表』に現われる。
「この! よくも!」
 レオンほどの重さは無いが、華麗な技とスピードで既に弱っている化け物を刻んでいく。
「えい! えい! やあ!」
 連撃が決まり、ヤスデ型の化け物は息絶えた。
 しかし、その瞬間ピンク色をしたガスが、気門から吹き出される。
 最後の足掻きの毒かと、エイナは一瞬身構える。
 ここまでの旅路で毒消しは使い切ってしまっていたのだ。
「ごほ! ごほ! こ、これは…」
 ガスを吸い込んでしまい、咽るエイナ。
 しかし、体力が衰えていく感覚は無く、どうやら普通の毒ではないようだ。
「こ、これならなんとか…」
 レオンはまだ『表』に出れる状態ではないが、自分はほぼ無傷だ。
 街なり村まで辿り着ければ、ゆっくりと回復できる。
 しかし…
「な、なに?」
 急に身体の力が抜け、その場にへたり込んでしまう。
 それと同時に、全身が火照り、薄っすらと汗が肌に浮き始めた。
「やだ、これって、まさか…」
 豊かな胸の先端、ピンク色をした乳首が、服と胸当ての下で硬くしこってきたのが分かる。
 蜜壷が潤み始め、パンティーに染み出し始めたのもはっきりと感じる。
 先ほどのピンク色のガスは、生物を発情させる効果があったようだ。
「だ、だめ、こんな所で」
 早く最寄の集落まで行きレオンの回復を待たなければならないのに。
 しかし、相変わらず身体に力は入らない、それどころか、思わず胸や股間に手が伸びそうになる。
「だめ、負けちゃだめ…」
 エイナは必死で理性と欲望の狭間で戦うが、次第に欲望が優勢になってきた。
「ん、あ、はあ…」
 胸当てを外し、アンダーシャツの胸元をもどかし気に開き、乳房と、その頂点で硬くしこっている乳首を露出させた。
「だめ…、だめ…」
 そう言いながらも、手は乳房に伸び、乳首を指で挟んで弄りながら、柔らかく膨らんだ乳房を揉み始める。
「はあ…、あ、はあん…」
 一度始めてしまうと、もう止められない。
 片手が股間に伸び、愛液の染みたパンティーの上から、秘裂をなぞり始めた。
「んあ! ああん、き、気持良い…」
 パンティーの生地を織り込むように、秘裂の谷底をなぞっていたが、我慢できなくなったのか、
下腹部から中に手を滑り込ませ、直接秘裂をまさぐった。
「ひう! あ、ひああ! いい、いいよお…」
 エイナが自慰を続けるその周囲には、いつしか蠢く多くの影があった。
 欲情したエイナが発する、いわば雌のフェロモンに引き寄せられ、多くの蟲が集まってきたのだ。
「ひ!」
 慌てて追い払おうとするが、身体に力が入らない。
 食べられたり、大きく傷つけられてりするような蟲達ではないが、生理的嫌悪感を誘うには十分な存在であった。
 種類は二つ。
 一つは、扁平で体側に無数の足の生えた、先ほどのヤスデ型の化け物を小さくと言っても二の腕ほどの大きさの蟲。
 もう一つは親指の二周りは太そうな、のっぺりとしたミミズのような蟲。
 それらが周囲からエイナに集って来たのだ。
「や、やだ! 来ないで!」
 這いずる様にその場から逃れようとするが、蟲達はエイナの下半身を目指すように集まってきた。
「ひ!」
 扁平な蟲が、その頭部についた牙状の器官を使って、フェロモンの発生源を覆う布、エイナのパンティーを切り裂いてしまう。
「いや! いやあ!」
 愛液でびっしょりと濡れたパンティーを破られ、股間を露出させられる。
「え!? う、嘘でしょ! やだ、だめ、止めて!」
 扁平な蟲が、頭から蜜壷に入り込んでくる。
「あ、があ! あ! ぐあ!」
 ぶちぶちっと処女膜を無残に引き千切りながら、蟲は頭からエイナの処女地に潜り込んで来た。
 激しい破瓜の痛みはあるものの、ガスの影響か、蜜壷の中を蟲が蠢く度にたまらない快楽を強制的に味合わされてしまう。
「ひあ! ああん、う、嘘、なんで、こんな…」
 初めてで、しかも明らかに肉棒よりも太い蟲に犯されて感じてしまっていることに、身悶えしながら驚く。
 しかし、エイナに与えられる恥辱はそれだけでは無かった。
「ひい!」
 のっぺりとした、ミミズのような蟲が、するすると太腿を這い上がってきたかと思うと、尻肉の間にある可憐な窄まりに入り込んできたのだ。

「や、やだ、そこは! だめ、何でそんなところに!」
 排泄器官を逆行し、奥へ奥へと入り込んでくる蟲。
 これにも、やはり快楽を覚え、驚愕するエイナ。
「やだ、やだよう、こんな蟲に感じちゃうなんてえ…」
 と、そこで蟲の行動に変化が現われた。
「ひい! ふ、膨らんでる!」
 エイナの両穴奥深くに頭を突っ込んだ蟲達の胴体が、もこりと膨らむと、それが前へ、すなわち蜜壷と直腸の奥へと移動を開始する。
 自分の体内を見ることの出来ないエイナには知る術も無いが、卵を吐き出していたのだ。
「んひ! ひああ! な、何か出てる! や、やだあ! 何で、何でこんなのが気持良いの!? んひい!」
 産卵を終えた蟲が、後退して両穴から出てくる。
 そのときに、蜜壷と直腸の敏感な壁は擦りたてられ、それがまたエイナを快楽地獄へと落としていく。
「はひ! は、はあ…」
 うつろな瞳で、しゃがみこんだまま快楽の余韻に浸る。
 と、そこへ…
「え! ま、またなの!?」
 驚いた声を上げながらも、そこにはいくらかの期待が籠められていた。
 先ほどと同じように、蜜壷には扁平な蟲が、アナルにはミミズ状の蟲が、頭から侵入してきたのだ。
「あ、あひい! き、気持良い!」
 今度ははっきりと快楽を自覚し、派手な喘ぎ声を上げる。
 二匹の蟲は、肉穴のなかでうねり、擦り、引っかきながら奥へ奥へと潜り込み、それぞれ先ほどの個体が産みつけた卵のところまで達する。
「ひあ! そ、そんな奥まで! ああん!」
 そして、卵に向かって口から黄ばんだ濃度の高い粘液、精液に類する体液を放出した。
「あ! あはあ! 熱いのが、中に出てる! さっきと違うよお!」
 両穴に射精されたような感触に、ぶるぶるっと身を震わせて絶頂を迎えるエイナ。
「あ、あああ…」
 ぶるぶるっと絶頂の余韻の中、二匹の蟲はやはり先ほどと同じように後退して両穴から出て行った。
「あ、あひ!」
 その瞬間、何故かレオンの姿が頭をよぎる、身体を共有していると言っても、本来別々の存在である彼らは、
『常夜の石』の力で出会うことはあっても、それ以外に互いの存在を感じることはできない。
 しかし、こうして発情ガスの影響で欲情し、自慰を行い、蟲に犯され絶頂を迎えた今、はっきりとレオンの視線を感じていた。
 無論それはエイナの幻覚なのだが、彼に対する罪悪感が目覚め、それが快楽を更に増幅させる。
 いや、むしろ快楽を増幅させるために、レオンの視線を擬似的に感じているのだろう。
 だが、今の彼女にとってはどうでもいいことだ…
 そして、また別の蟲が、恐らく卵を産みつけるためだろう、蜜壷とアナルを目指して這い上がってくる。
「う、うふふ、きて、あなた達が入ってくると、とっても気持良いの…」
 とろんと、理性のうせた瞳で蟲達が両穴を犯すのを見つめるエイナ。
 産卵と放精はその後も絶え間なく続いた。

 その後、レオンとエイナの帰りが遅いことを心配した白夜のメンバーが、森の奥でエイナを発見した。
「ああん、蟲さん達が這い出すの、気持良いよお…」
 丁度受精した卵から孵化したところらしく、蜜壷とアナルから、それぞれ別の種類の蟲の幼虫がもぞもぞと、大量に這い出していた。
 両穴を、無数の蠢く小さな蟲に犯され、だらしなく開いた口からはよだれを垂らし、
蜜壷からは愛液を、アナルからは腸液を垂らしたエイナの姿からは、凛とした女剣士の気配は微塵も感じられなかった。



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