〜カノン〜



三人目が、石畳に倒れ伏した。
カノンの予想通り、盗掘者達の腕はたかが知れていた。
義体(シルエット)による生体ARMであるカノンに、並みの人間が敵うはずもない。
四人目が、カノンのブレードに叩き伏せられた。
この辺りには予備情報以上に魔物の数が多かった。
もちろんカノンにとっては物の数ではないが、無用な消耗は避けたいところだった。
血が流れれば、臭いに惹かれて魔物が集まってくるだろう。
そのため、カノンは男達を峰打ちに切り伏せていった。
五人目。あと、二、三人か・・・。
(何故、退かない・・・?)
息を整えながら、カノンは怪訝そうに眉を顰める。
先刻から妙に思い始めていたのだ。
これほどの戦力差を突き付けられながら、男達は一向に撤退しようとしない。
我武者羅に襲い掛かっては、カノンの剣舞に倒されていく。
まるで、時間稼ぎでもしているようだ。
(・・・!?)
ようやくカノンは、男達の背後で奇妙な機械を操作する男の姿に気付く。
何をしようとしているのかは解らなかったが、直感的な危機感を感じた。
床を蹴り、奥に控えていた男に飛び掛る。
だが間一髪、男の作業の完了が早かった。
男の手にした金属棒から電磁波が走り、カノンの全身を貫く。
「くあっ!?・・・ぅ、はあぁぁあ・・・ッ!!」
途端にバランスを崩し、体を仰け反らせて突っ伏すカノン。
見る間に全身が熱く火照り出し、下腹部が疼き、股間が切なく蕩けだす。
「うぅ・・・、あ、はぁう・・・うぅっ!」
はぁはぁと息を荒げるカノンに、傷を擦りながら男達が迫る。
カノンは朦朧としながらも、一つの仮説に思い至った。
古代兵器の中には、ARMに誤作動を引き起こす機能を備えたものがある。
人為的に、そのジャミングを起こさせる機械があったとしたら・・・?
ほぼ全身がARMで構成されているカノンに対しては、絶対的な効力を発揮する。
ともすれば、思いのままに操れるほどに・・・。
男の手から、更に強力な電磁波が発せられる。
「ひぁああぁぁ・・・ッ!!くは、はひィ・・・ん!!」
カノンは獣のように吠え、どうしようもない程感じ始めた股間を弄る。
機械に狂わされ、官能を極限まで高められたカノンは、今やさかりのついた雌そのものだった。
口元から涎が垂れ、顔を覆ったマントを濡らす。
(く・・・、こ、こんな、連中、に・・・)
自身の痴態を恥じるも、コントロールの利かなくなった体ではどうにもならない。
一呼吸、一鼓動ごとに体奥が燃え上がり、情欲が膨れ上がっていく。
股間をまさぐる指の動きも早まり、垂れ落ちる愛液は内腿を伝い落ちていく。
「んん・・・っ、く、ふはぁ、あぁん・・・っ」
顔を朱に染めながらも気力を振り絞って男達を睨みつけるカノン。
しかしその体は貪欲に肉欲を求め続け、股間からは卑猥な水音が大きくなってくる。
それはえもいわれぬ淫靡な光景だった。
カノンが抵抗出来なくなったのを確認すると、男達はカノンの体に手を掛けた。
そして上着をはだけ、汗ばんだ乳房を顕わにした。
「あ・・・っ、・・・く」
カノンの火照った体に、外気が心地よい。
ほんのり上気した胸の膨らみは、成熟した女性らしいふくよかさを備えている。
つんと上向いたピンクの乳首は既に勃起し、扇情的な肉色をたたえていた。
カノンは屈辱に歯噛みするも、男達の視線に晒され、我知らず快感を覚えていた。
ジャミングによる欲情が、カノンの理性をも蝕んできていたのだ。
男達はカノンを床に転がすと、無造作に下着を引き剥がした。
シンプルなパンツが脱がされ、ぐっしょり濡れそぼった秘所が剥き出しになる。
「あ・・・っ、く・・・ぅ」
カノンの怒りの呻きに反し、その性器は淫らな粘液でてらてら光っている。
すでに、「男」を受け入れる準備は整っているようだ。
男はカノンを横たえるとズボンを下ろし、自身のペニスを取り出す。
その剛直は雄雄しく脈打ち、雌肉の征服に意気を昂ぶらせていた。
ヒクつく陰唇に亀頭を押し当てると、ぬめる膣内に肉棒を埋めて行った。
ず・・・、ずぷ、ずぶちゅ・・・っ
「ひ・・・、あぅ、くはぁあぁぁんッ!」

肉体が待ち焦がれていた姦通に、カノンは思わずはしたない嬌声を上げてしまう。
ペニスが膣を抉り、傘の部分が膣襞を掻き出すように擦り上げる。
じゅぷ、ぐぢゅ、にゅぶぷ・・・っ
男の腰振りに連れ、結合部から沸くように愛液が溢れ出す。
「ひ、はぁ、くぁっ、んんっ、ひゃあぁ・・・ん!」
激しいピストン運動に、カノンは少女のような可愛い喘ぎ声を上げる。
肉欲の奴隷となったカノンは、犯されるまま喘ぎ、官能に揺さぶられていく。
やがて男は、先程の金属棒を取り出すと、カノンの菊座にあてがった。
「ひ・・・、な、ん・・・っ」
お尻の穴にひやりとした感触を覚え、カノンは更なる陵辱に身を硬くする。
あの金属棒を体内に入れられるということは・・・。
ぐり、ぎゅぅ、ぐっ、ぶちゅり、にゅぐぅ・・・
「くあぁあっ!んは、うあぁあぁぁっ!」

初めての肛姦に、カノンは声を嗄らして喘いだ。
だが、男は更に、金属棒のスイッチを入れる。
たちまち電磁波が迸り、体奥からカノンの全身を駆け抜けた。
「・・・・・!!・・・・・!!」
もはやカノンの叫びは、声にならない。
体の内部から、性欲を増幅させるパルスを打ち込まれたのだ。
生身の人間なら発狂するほどの快感が、カノンの意識を焼き尽くす。
「かはぁ・・・ッ!ひ、ひは、あぐぅ、きゃふぅうぅっ!」
ぷちゅ、ぴしゃあ、ぴゅくぴゅくっ・・・

腰を震わせながら、膣奥から何度も潮を吹くカノン。
膣も激しく打ち震え、容赦無く咥え込んだペニスを締め付ける。
男も堪らず、溜めに溜めた精液をカノンの子宮めがけて打ち放った。

びゅぐんっ、どくどぷっ、びゅる、ぴゅぐぅ・・・っ
「んぐぅうぅぅッ!!はぁう、あぁんっ、はあぁああぁッ!!」

膣から子宮内へ奔流となって流れ込む精液の感覚に、カノンはあられもない喜悦の叫びを上げる。
膣は嬉しげに蠕動し、最後の一滴まで肉棒から精液を搾り出す。
長い射精が終わると、ずちゅり、と膣からペニスが引き抜かれた。
愛液と交じり合った精液が、どろどろとカノンの膣内から逆流してくる。
「はァ・・・はァ・・・、あぁン、はふ、うぅ・・・ん」
カノンは恍惚としながら、艶っぽい吐息を漏らし続けた。
更に別な男が、ペニスを振り立ててカノンに圧し掛かる。
カノンのお尻には金属棒が突き込まれたままだ。
最早カノンに抵抗する意思は残っていない。
雌そのものの表情で、新たな雄を、腰を突き出して受け入れるのだった。

男達の目的は、遺跡の盗掘では無かった。
遺跡の探索に訪れたカノンを「狩る」ことだったのだ。
カノンは、初めて狩られる獲物になったのだった。
男達に囚われ、肉体を操られたカノンは、商品として扱われることとなった。
さながらダッチワイフのように、毎日男達に犯されていく。
シルエットの体を持つカノンは、休む暇も与えられず、まさにモノのようにおもちゃにされた。
そんな環境でも、ジャミングに狂わされたカノンは獣のように性交を悦び、悶え狂った。
こうしてカノンは肉人形として、各地を回りながら延々と犯され続ける日々を送るのだった・・・。

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