〜   マリエル   〜



ファルガイアで生活する唯一のエルゥ族であるマリエルは、緑の大地を育もうと、日々植物を育てていた。
枯れた大地に苗を植えながら再び世界が美しい草木に包まれることを夢見て、一人懸命に草花の世話に明け暮れる毎日。
植え替え、接木、株分けなど、一人で出来る栽培には手間を惜しむことなく甲斐甲斐しく繰り返した。
継続するにつれ、苛酷な環境に耐えうる品種だけが淘汰によって永らえていった。
植物の秘めたる生命力は凄まじいものがある。
生存の為に少しずつ変容していった植物は、穢れた大地の影響を受けつつ、歪な進化を遂げていった。
それは、マリエルでさえも想像を絶する形となってその姿を顕したのだった。



ある朝、いつもの様に草花を世話するため庭に出たマリエルは、片隅に異様な物体を見つけた。
昨日までは確かに存在しなかったそれは、まるで毒々しい南瓜の様な形状をしている。
「?」
一夜にして実ったにしては大きすぎる。
植物ではなく、魔物が卵でも産み落としていったのかもしれない。
マリエルはとことこと未知の物体に歩み寄っていった。
「それ」まであと数歩まで近づくと、突如背後の地面から蔓のような触手がマリエルに襲い掛かった。
「!? きゃああぁぁあッ!」
不意を突かれたマリエルはスコップと如雨露を取り落とし、触手に手足を絡め取られてしまう。
触手は目の前の物体から伸びる根のようだ。
それが触腕となって蠢き、、マリエルを捕らえたのだった。
「な、なんで・・・、いやぁ、放してぇ!」
じたばたともがくマリエルを、触手は容赦なく締め付ける。
鞭のようにしなる触手はマリエルのゆったりした衣服をも易々と破りとっていった。
裂けた服から膨らみかけの可愛らしい胸が曝け出される。
ピンク色の瑞々しい乳首が、ツンと上向きにその存在を主張している。
触手にスカートも切り裂かれ、シンプルなパンツを纏った小さなお尻が木漏れ日の下に露になった。

「や、やぁぁあッ!やめて、放してぇ!」
マリエルの哀訴の叫びも、植物には届くことは無い。
植物は、マリエルが自身を育ててくれた存在であることの認識も無いことだろう。
そこへ、街の方から数人の人影が姿を見せた。
いつもマリエルを苛め、からかっている街の少年達だった。
例によってマリエルをいたぶりに来た彼らは、そこで展開する異様な光景に息を呑んだ。
「た、助けて、お願いですッ!」
マリエルは必死に少年達に救いを求める叫びを上げた。
だが少年達は、マリエルのあられもない姿に興味津々の態で見入っている。
(ど、どうして・・・?)
マリエルは自分の有様が少年達にどんな感情を掻き立てているか自覚出来ていない。
ふと、先程から妙な異臭が植物から沸き起こっていることに気が付いた。
(何・・・? この匂い・・・?)
訝るマリエルに構わず、触手は遂に下半身を覆う最後の薄布を剥ぎ取った。
剥き卵のようなぷりっとしたお尻と、綺麗なスリットを描いた股間の秘裂が露になった。
「きゃああぁぁあ!やあぁ、見ないでくださいッ!」
恥ずかしさで子供のように泣きじゃくるマリエル。
目の前に晒された少女の股間に、少年達は生唾を飲み、食い入るように視線を注いだ。
触手はするすると先端を走らせ、マリエルの割れ目をくにくにと刺激する。
「ひ、やぁっ、触っちゃダメぇぇ!!」
一番恥ずかしい部分を弄ばれ、マリエルは声を嗄らして泣き声を上げた。
展開される扇情的な光景に、少年達は息を荒げ、ズボンの中央は大きく膨らんできている。
植物はマリエルの痴態を見せ付け、少年達を「誘って」いるのだ。
マリエルが感じていた異臭も、雌性体には影響が無いが、雄性体には強い発情効果があった。
少年達は視覚とフェロモンによって、効率的にマリエルに欲情させられていたのだった。
触手の柔らかな愛撫で、マリエルの性器からも僅かながらに蜜液が染み出してきていた。
「うぅ、あ、い、いや・・・ぁっ」
涙を零しながら屈辱に耐えるマリエル。
やがて昂ぶる劣情を抑えきれなくなった少年が、ペニスを取り出すと、マリエルの股間で濡れる艶やかな花弁に突き立てたのだった。
「!?」
ぐり・・・、ぐちゅ、ぶちぶちみぢっ、・・・ぐ、ぬちゅるる・・・っ
「ひあぁぁああぁッ!?い、痛ッ、やああぁぁあッ!!」

突如膣を貫かれ、破瓜の激痛に吠えるような悲鳴を上げるマリエル。
長命なエルゥ族は、子を為す機会も少なく、セックスに関する意識や興味が希薄であった。
しかも長らく一人で生活していたマリエルは、まともな性知識を得る機会も無かった。
そのため自分が何をされたのか、少年が何をしたのかも理解出来ないでいた。
挿入を済ませると、少年は本能の赴くまま腰を振り立て、滾る肉棒をマリエルに突き入れていく。
「ひ、あぐ・・・ぅ、や、やめぇ、ひ、しんじゃうぅ・・・」
マリエルの膣径に比して大き目のペニスに犯され、マリエルは苦痛の呻き声を漏らす。
そこへ、先端に棘を供えた触手が這い寄り、マリエルの首筋にぷつりと毒液を注入した。
「ッ!? ・・・え、あ・・・ぁ?な・・・、何、これ・・・ぇ?」
首にもたらされた微かな痛みは、じんわりとした快感に摩り替わり、見る見る全身に広がっていく。
先程まで苦痛でしかなかった肉棒の感触も、次第に蕩けるような快感へと変化していった。
触手は、マリエルにも毒棘を以って媚薬を注入したのだった。
苦痛に歪んでいたマリエルの表情が徐々に緩み、悲鳴も嬌声へと変貌していった。
「ん・・・、はぁ、あ・・・ん、な、なんだか・・・、イ、イイ・・・、く、ふぅ・・・んッ」
だらしなく涎を垂らしながら交尾の快感に耽るマリエル。
荒々しい男根の攻めと強力な媚薬効果で、今や理性は消えうせ、官能の境地にまどろんでいた。
そして少年は腰振りをペースアップさせると、遂に限界を迎え、マリエルの膣にその欲望のエキスを思う様注ぎ込んだのだった。

どぶっ、どぴゅん、どくどぷっ、びゅっ、びゅちゅちゅ・・・っ!
「んはぁああぁんッ!!ひ、ひゃあぁん!あ、熱ぅい、入ってくるぅぅッ!!」

膨大な精液は奔流となってマリエルの膣内に迸り、最奥の子宮にたっぷりと流れ込んだ。
マリエルも膣内射精の快感に仰け反りながら、初めて味わうエクスタシーに全身を震わせる。
その瞬間に膣肉はさらにペニスを締め付け、少年は立て続けに精液を発射した。
結局ペニスが引き抜かれたのは、3回も連続して射精してからのことだった。
何度も絶頂に達してしまったマリエルは、ぐったりとその場に昏倒した。
だが、まだマリエルを犯すべく他の少年達が待ち受けていた。
マリエルは気絶したまま激しく犯され、淫夢に揺られながら悶え続けたのだった。



狂気の乱交が一段落すると、我に返った少年達は罪の意識からか、逃げるように散り散りにその場を去っていった。
気絶しているマリエルの膣に触手が入り込み、精液で風船のように膨らんだ子宮に種子を産み付ける。
「あ・・・っん」
夢見心地で子宮内の異物感に喘ぐマリエル。
マリエルの生殖本能を刺激し、その胎内で種子を育てることこそが異形の植物の目的だったのだ。



数時間後。
マリエルは媚薬の効果も消えていたが、未だ触手に拘束されたままでいた。
朦朧とする意識が次第にはっきりしてくると、少年達との理解不能な交わりが思い出された。
「わ、わたし、一体・・・、んぅっ!」
急に下腹部に異物感を覚え、腹部に視線を落とす。
するとぽっこりと膨らんだお腹から、猛烈な排泄衝動が起こり始めた。
「んん・・・っ、あ、な、なんで、・・・ッああぁあぁンッ!」
マリエルの子宮内で精子、卵子と結合し、急速に生育した胚種が勢い良く生み出されていった。

ぷきゅ、ぽちゅっ、みちゅっ、ぷりゅっ、ぴゅちゅっ・・・
内側から膣を突き抜ける感触に、先程まで犯されていた膣が敏感に反応し、鎮まっていた快感を呼び覚ます。
「んはぁ、きゃうぅ、ひぃ、あぁんッ、や、あんっ、き、キモチイイよぉ・・・ッ!」
数十個もの胚種を産み落としたマリエルは、めくるめく官能の連続に、身悶えしながら喘ぎ続けたのだった。



その日から、マリエルは町外れから姿を消した。
少年達が恐る恐る様子を見に行っても、その姿は無かった。
マリエルは、植物に捕らえられたまま、森の中を彷徨っていたのだった。

強い種を残すためには、誕生過程に於いて動物性の受精卵が必要になる。
そうした進化を遂げた植物は、マリエルを母胎として確保していたのだ。
だが卵子はともかく、精子はオスがいなければ得ることが出来ない。
植物は本能的に、人間の領域に踏み込むことの危険性を察知していた。
そのため、オスの精子を得る対象は、森に住まう動物達に絞られたのだった。

マリエルは、大型の野犬の前に引き出された。
植物の発するフェロモンに誘い出された犬は、股間のペニスを凶暴なまでに怒張させている。
「い、いやぁ、やめてぇッ!犬さんなんて、いやあぁぁあッ!」
植物の思惑(?)を察したマリエルは、迫る獣を前に身を捩って抵抗する。
そこへ再び、その首筋に媚薬が注射されたのだった。
「い・・・、いやぁ・・・、おくすり、だ・・・、めぇ・・・」
薬が馴染んできたのか、前回よりも早く、そして強く媚薬はマリエルの意識を侵食していく。
「はぁ・・・、んへぇ・・・、はひっ、あ、あぁ、し、してぇ、マリエルに、じゅぽじゅぽしてぇ・・・」
甘く蕩けるような鼻声でおねだりし、自ら剥き出しの下半身を獣に突き出すマリエル。
十分に発情していた獣は、素早くマリエルの白いお尻に被り付くと、野生の荒々しさで激しい交尾を始めた。

「きゃふぅ、あふぅ、はぁ、い、イイのぉ、気持ちイイッ、しゅごいよぉ、あはぁぁんッ!」
雄犬のグロテスクな肉棒が、マリエルの膣内で暴れ、肉襞を掻き出し、媚蜜を溢れさせていく。
ぶちゅっ、にゅぢゅっ、ぐちゅん、ぱちゅん、くちゅるぅ・・・
自分からも腰を振り、獣との交尾に耽るマリエルの姿は既に雌犬そのものだった。
「あはぁ、きゃはっ、あんっ、い、いひっ、はふっ、ひ、イイのぉぉ・・・ッ!」
我を忘れてよがり狂い、交尾の悦びに溺れていくマリエル。
犬が射精を済ませるまでには、そのまま5回もの絶頂を味わうことになったのだった。



こうしてマリエルは新生植物の母胎として森を徘徊させられる事になった。
度重なる媚薬の投与で成分が身体に残留し、注射されなくとも交尾を欲するようになった。
植物の生育は早く、毒液の成分でマリエルの胎内でも頻繁に排卵が起こるようになっていった。
結果、日に5,6度もの交尾と胚種の出産を繰り返すようになった。
マリエルの蕩けた頭では、もう交尾と出産の快感に溺れることしか考えられない。
マリエルは、自身の理想とは形こそ違え、植物達の母としてその身体を捧げる事になったのだった・・・。



〜了〜

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