ルチルの商売
(テキスト制作:青 氏)



 霊界サプレス出身の悪魔、ルチルは今日も商売に精を出していた。
 もちろん、悪魔である彼女が、全うな商売をするはずもなく、ぼったくりやいんちきは当たり前であった。
 とは言え、悪魔にしては可愛らしい所業であるかもしれないが。

「さて、そろそろ元手も寂しくなってきた事だし、一つ稼がせてもらおうかね」
 淡い紫の肌に、それより濃い目の色合いの稲妻のような模様が入った、明らかに人外と分かる外見。
 黒い羽根と尻尾も、彼女が悪魔である事を如実に物語っている。
 しかし、それ以外は顔立ちと言い、その肢体と言い、美少女と言っても良い外見である。
 そんな彼女の人稼ぎのネタとは……

「ムガムガ、誰も来ないように見張ってきな」
「ムガムガ、ムガガー」
 相棒のムガに命じるルチル。
 その周りには、何人かの人間の男達が立っていた。
 いずれもルチルが声をかけてきた男達だ。
「おい、本当に、お前さんを好きなだけ抱いて良いのか?」
「ま、まさかその隙に俺達を食い殺したりするつもりじゃねえだろうな」
 悪魔族のルチルに対して、警戒感を露にする男達。
 それでものこのこついてくるあたりが、欲望の深さと言うところか。
「安心しなって、これは商売さ。私の身体をあんた達が買う、お代は一人当たりこのくらいで……」
 そう言って、安心させるように宥めながら、商売女を一晩買う程度の金額を提示する。
「どうだい? その値段で魔族の女を好きに出来るんだよ? お買い得じゃないかい?」
 扇情的な衣装に包まれた肢体をことさら強調するように見せ付けて、男達の欲情を煽る。
 その様子に、生唾を飲みこみ、お互いに目配せしてから慌てた様子で財布から金を取り出すと、次々にルチルに渡した。
 そして、早くも息を荒げながら男が尋ねる。
「で、で、どこでするんだ?」
 それに対して、ルチルは事も無げに言ってのける。
「何のためにムガムガを見張りにやったと思ってるの? この奥の空き地で良いでしょ」
 そして、にやりと笑う。
「それとも何、悪魔の女を、堂々とどこかの宿に連れ込んで、噂になりたいの?」
 そう言われてしまっては、男達も従うしかなかった。
 世間体と、性欲の狭間でのぎりぎりの決断だ。
 期待と不安を胸に、男達はルチルの後について行った。

「ふふふ、それじゃあ早速……」
 乳房を隠すチューブトップ上の布切れを外し、台帳とそろばんをしまっているホルスターのついたベルトを外した。
「うわ、その下何も穿いてなかったのかよ」
「エロイ格好しやがって、さすがは悪魔だな」
 男達が驚いているように、ベルトを外すと、下半身は丸出しになる。
 クロスさせたベルトで隠してるだけで、何も穿いていなかったのだ。
「その気になってきたかい? そうこなくっちゃね」
 興奮が高まってきた男達の様子を満足そうに眺めながら、豊かな両のバストを惜しげもなく見せ付ける。
「さあて、まずは、準備をしないとねえ……」
 流し目を向けながら、その場にしゃがみこむ。
 いち早く意図を察した男がルチルの前に立つと、他の男達も我先にと彼女を取り囲んだ。
「そうだよなあ、準備をしねえとな」
 そう言ってズボンと下着を下ろすと、何日も洗っていないようなむわっとした臭いが漂う。
 小まめに身奇麗にしている男など、特に一般の労働者には少ない。
「ひひひ、良い臭いさせてるじゃないか、こりゃ、味も期待できそうだね」
 嬉しそうにそう言うと、ルチルは、その汚れた肉棒を握り、しこしこと扱く。
 すると、たちまちそれは彼女の手の中で大きく、硬くそそり立っていった。
「お、おい、俺のも頼むぜ……」
 その様子に、慌てた様子でもう一人の男がズボンと下着を下ろし、既に勃起した肉棒を曝け出した。
「はいはいー、そんなに慌てなさんなって。ちゃあんと、全部面倒見てあげるって」
 にしし、と笑いながら、もう一本の肉棒にも手を伸ばして、扱き始める。
 もう一本の肉棒も、一本目と同じく、汚れて饐えた臭いを漂わせている。
「いいねいいねえ。美味そうなナニしてるじゃないか」
 陽気に笑いながら、差し出された肉棒の臭いを堪能する。
「待ちきれなけりゃ、自分でオナって、好きなだけぶっかけておくれよ? 私の手は二本しか無いんだしね」
 そう言いながらも、四方八方から取り囲む肉棒を、次々に取り替えながら手で扱き、口に含みしゃぶり、舐めていった。
 こびり付く汚れを、指で擦り取り、わざとにちゃにちゃ言わせてみたり、舌先で隅々までこそげ取っては舐め取り、味わってから飲み込む。
「んふう……ちゅぶ……れろん……ふは、良い味、これだから汚れた男のナニは堪んないね」
 そうこうする内に、溜まりに溜まっていた男達はルチルの卓越した奉仕のテクに、次々と限界を迎える。
「くは! こ、これが悪魔のテクニックかよ!」
「た、魂まで搾り取られそうだぜ!」
 口々に叫びながら、射精をする男達。
 どびゅる! びゅるる! ぶしゅる!
 どくどく! どくん! どく! どく!

「あぷ! あはは! 良いよ、もっと出しとくれ!」
 ある者は口の中に、ある者はその特徴的な色の肌に、ある者は髪に、いたるところに黄ばんだ、濃い精液を叩きつけるようにぶちまけた。
 ルチルも、嬉しそうに、口の中に飛び込んだ精液は飲みこみ、身体に付いた精液は肌に塗り広げたり、
指ですくって玩んでから舐め取ったりして、存分に楽しんでいた。
 一頻りザーメンシャワーを浴び、調子の出てきたルチルは、指先についた精液をちゅぱちゅぱと舐めながら、男達に流し目を向ける。
「さあ、前戯は終わったよ? 誰が一番最初に私のここに入れるのかな?」
 その場にしゃがみこみ、膝を開いて秘裂を指で割り開く。
 既に蜜が滲み出し、にちゃりと音を立てて、思いのほか綺麗なピンク色の谷底を晒した。
「お、俺だ! 俺が一番だ!」
「い、いや、俺だ!」
 先を争う男達。
 結局、ルチルの提案で、入札で一番槍を決めることになり、最高価格で落札した男が地面に横たわる。
「何だよ、お前が上か?」
 自分がセックスの主導権を握れないことが少し不満な様子だ。
「ひひひ、こうすれば……」
 そんな男の様子はお構いなしに、そそり立つ肉棒を握り、じゅぶっと一気に腰を落とし、蜜壷で呑みこんだ。
 そして、片手で尻肉を開き、その谷間の窄まりを露出させる。
「こっちも使えるだろう? さあて、入札二回戦だよ!」
 壮絶な、だがどこか間の抜けた入札の結果、ルチルのアナルに挿入する権利を獲得した男が、
彼女の尻を抱きかかえるようにしながら肉棒を挿入する。
 腸壁がきゅっと複雑に肉棒を締め付け、奥へと引きずり込んでいく。
「くー! これこれ、二本挿しは堪んないねー!」
 両穴に肉棒を迎え入れ、その感触に歓喜の声をあげるルチル。
 物欲しそうに、その様子を見ていた男達に、またもや流し目を向けると、彼女は舌なめずりをする。
「見てるだけで良いのかい? この格好でナニを咥え込む理由は、アナルも売るためだけじゃないんだよ?」
 その一言で理解した男達は、またもや我先にとルチルに肉棒を突きつける。
「ほらほら、慌てない。料金もらってる以上、みんな満足してもらうからねえ」
 男の上で腰を振りつつ、アナルを犯されながら、嬉しそうに両手で肉棒を扱き、その口にも咥えてしゃぶった。
 肉棒と、ルチルの接点では、ありとあらゆる場所でぐちゅぐちゅにちゃにちゃと、粘液がかき回される音が鳴り、性臭が立ち上る。

「ほらほら、頑張っていっぱい出しなよ? 何回出したってお代は変わらないんだから」
 悪魔にとって、人間の精は活動の糧になる。
 噂だが、実は事実でもあった。
 だから、金も稼げて、精も吸収できる売春は、ルチルにとって恰好の商売であった。
 一度精を放った肉棒は、早くも先走りを滲ませながらルチルの全身で玩ばれる。
 一見すると、ルチルが輪姦されているように見えるが、実際は、ルチルが男達の精を貪っているのだ。
「んふ……れろ……じゅるる……あは、おいし。ほら、もっと突き上げて、あんたも、もっとしっかり腰を振りなよ」
 全ての肉棒を、順番に手にしては扱き、指で弄り、口でしゃぶり、舐め。
 そして、両穴を犯す男達に指示を出す。
 その姿は、一般的な悪魔と言うよりは淫魔であった。
「うっ! がああ! だ、駄目だ! し、搾り取られる! こ、この悪魔のまんこ! う、くああ!」
「こ、こっちも締まりやがって、ち、畜生! こいつ!」
 ルチルの両穴に肉棒を撃ち込んでいる男達が、肉棒をびくびくと震わせながら精を放った。
 どっびゅん! びゅるる! ぶしゅる! びゅくく!
「あっはあ! 来た来た! 出てるよ! 私の中に、あんた達の濃くて汚い精液がさ!」

 その汚い精液を子宮と直腸に受け入れて、嬉しそうに叫ぶルチル。
 恍惚とした表情の、悪魔の娘の様子に、周りの男達の肉棒からも次々と精液が吐き出された。

 びゅう! どびゅ! びゅびゅびゅ!
 ぶしゅう! ぶりゅん! どっびゅ!
「あは! 良いよ良いよ! どんどんかけておくれ!」

 黄ばんだ精液の雨を、嬉しそうに浴びるルチル。
 口の中に入った精液は残さず飲みこみ、肌に付いた精液も両手で塗り込んだり、すくいとって舐めたりしている。
「へへ! どうだい? 私の身体、まだまだ楽しみたくはないかい?」
 精液塗れで淫靡に誘うルチルの言葉に、逆らえる男は一人もいなかった。
 悪魔のサバトの如く、乱交は夜を徹して続けられ、ルチルは大量の精と、商売の資金を手にすることになったそうだ。

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